素人の家探し「不動産業者と付き合ったほうがいい5つの理由」

家探しを始めたころ、不動産業者との付き合い方に悩んだ時期があります。

「うまいことを言ってだますのではないか」

といった警戒心が先に立ち、あまり積極的に付き合わなかったのです。

特に最近は「SUUMO」など、インターネットで物件探しができる環境も整っているので、個人でもそれなりに家探しができてしまいます。（物件の内覧をするタイミングでは不動産業者に連絡をするのですが）

ただし、後から思えば、不動産業者はうまく利用させて頂いたほうが絶対に良いと思います。その理由をいくつかあげてみます。

自分の代わりに家を探してくれる

当たり前のようですが、条件を伝えれば、自分の代わりに家探しをしてくれます。

家探しはとても大変です。最近は「SUUMO」などを使えば個人でも物件探しができます。条件に合った家を抽出して通知をくれる機能などもありますが、仕事や家事の合間に自分でチェックするのはなかなか大変です。

無料で代行してくれるというのはなかなかありがたいことなのです。

不動産業者しか持っていない物件に出会える可能性があります。

私も経験があります。当時交流のあった不動産業者が、希望条件にぴったりの中古物件の情報を教えてくれました。しかし人気があったようで、内覧する間もなくあっという間に成約となりました。

特に中古物件などは、地元の不動産業者のみが取り扱うこともありそうです。

「SUUMO」に掲載するにも結構な広告料が必要だそうです。わざわざ金を払ってSUUMOに掲載しなくても売れるならそうするはず。自分の知らないところで、魅力的な物件が売買されているかも知れません。

業者は担当エリアの特徴に詳しいはずなので、エリアによる家探しのヒントをくれる可能性が高いです。

例えば私が北浦和という土地で家探しをするとき、駅の西側は「常盤」という人気エリアのため、東側と比較して価格が高めなので、予算を考慮すると東側を中心に探しましょう、といったことを教えてもらいました。

やみくもに探すより、ずいぶんと家探しがしやすくなったと感じた次第です。

特に家探しを始めて間もない頃は「どのような観点で良し悪しを判断すべきか」がよくわかりません。

そんなとき、頼りになる不動産業者は適切なアドバイスをくれます。

私が「なるほど」と思ったアドバイスの1つは「設備で決めないで。場所で決めて」というものです。

「食洗機や床暖房は欲しい」など設備は後からでも変えられます。金額も大抵は数十万円代くらいでしょう。しかし家の場所や条件は変えられません。

不動産業者によっては、様々なサービスをしてくれます。

例えば住宅ローンの紹介をしてくれます。かなり金利の安いローンを紹介してもらえて助かったこともあります。

また家計に不安がある場合に、フィナンシャルプランナーに無料で相談できるサービスをしている業者もあります。

不動産は成功報酬なので、買わなければ手数料がかかりません。ならば、不動産業者の力を最大限に利用させて頂くのが良いでしょう。