「なわげん」は、浦和から西へ向かう名も無き通りにぽつりとたっている。
へんぴな場所に沖縄料理。
でも、つぶれもせず続いてるのだからきっとおいしいのだろう、と思いながら、なかなか行けず、ようやく平日の昼下がりに訪問できた。
小さい店内に先客無し。
演歌にでてきそうなご夫婦(想像)が2人で切り盛りされているらしい。
ランチメニューもあるが、単品でも頼めるそうだ。
「ソーキそば 880円(税込)」
最初から決めていた注文をブレずに頼み、元はスナックか喫茶店かと思わせる店内をじっくり眺める。
3人カウンターと4人卓4つ。
不釣り合いに背の高いカウンターや垂れ下がったステンドグラスのライトなどと、後から追加されたと思われる民芸品や沖縄ポスター、ロッテの宮城大弥の応援グッズなどがアンマッチな雰囲気を醸し出す。
ソーキそば。
汁をすすると、優しくもあふれるかつおだしの良い香りが懐かしさを誘う。麺は、うどんとも日本そばとも違う、沖縄そばにしか出せない素朴な口あたりが楽しい。
主役のソーキはトロトロ。かまぼこは名脇役。紅ショウガはそばと一緒に食べたり、スープに溶けてピンク色になったところをすすったり。紅ショウガがこんなに合う料理ってなんかあったっけ?
メニューはこんな感じ。
右下にある「石垣牛とアグー豚のハンバーグ」は添え物も充実し気になる。
しかしランチ単品可能なら、鶏の唐揚げとご飯とかポークおにぎり、なんてのもありなんだろうか。
最後には「この店もやっぱり夜も来てみたい」となってしまうのでした。
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