浦和に住んでみた(8)モーレツ不動産仲介業O社から家を買ってしまう1

浦和クエスト(浦和で家を探し求める)

前回までのあらすじ

モーレツ不動産仲介業O社から「常盤は予算オーバー」と宣告され、別の場所で下見をするが、不発に終わる。

停滞・迷走期 (2018年 4月〜12月)

  1. 初期 (2017年 4月〜8月)
  2. 第一の山場 (2017年12月〜2018年 3月)
  3. 停滞・迷走期 (2018年 4月〜12月)
  4. 終盤期 (2019年 1月〜2月)

担当者が優男(やさおとこ)風に変更

我が家を担当してくれた小柄な眼鏡の課長は、やがて別の支社に異動されました。

次の担当者はこれまた20代の若い課長です。中肉中背で涼やかな目をした優男風です。清潔感のある髪型、落ち着いた物腰で、信頼できそうな感じです。

ただやはりモーレツぶりは変わりなく、2〜3日に一度、長くとも一週間は空かずに連絡が来るのでした。

今は家の買い時ではない?

担当者が変わって3カ月が過ぎようとしていました。不動産屋に紹介され何度か下見をしたり、自分でもSUUMOなどを使って探すものの、納得できる家はなかなか見つかりません。私と妻は行き詰まりを感じていました。

この頃はオリンピックや消費増税前のため、相場が最も高い時期ではないかとも思いました。少し待てば安くなるかも、今は買う時期ではないのかも、と。

一方で焦りもあります。10年ほどの京都転勤により、既に年齢は40代半ばになっていました。あと何年待てば安くなるのか。待ったら本当に欲しい家が買えるのか。子供も大きくなってしまって、結局新居にあまり住めなかったりして…

家を選ぶ条件もぶれていました。最初は次男の小学校の転校はやむを得ないと思っていましたが、つい数ヶ月前に京都の友達と別れたのに、また転校させるのはかわいそうと妻は思い始めました。

そんな時に、突然、家探しは佳境を迎えたのです。

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