「生にごり?美味しいんですか？」鏡山　2021純米大吟醸　生にごり

生にごり

「生にごり」

という言葉に惹かれました。

めちゃくちゃうまそうじゃないですか？

「生」な上に「にごって」るんですから！

「生」は言わずもがな。生ビールはもちろん、生食パンも流行どころか浸透している。生チョコ、生キャラメルなど、「生」には手作り、できたて感がある。

「にごり」は好き嫌いが分かれる。濁りは「洗練されていない」とも言える。逆に、旨味や栄養分、複雑な味わいなど、大切な何かが残っているとも言える。

私は「にごり派」。取り除かれる前の雑多な味わいも楽しみたい。欲張りです。

特別なお酒です。

川越の「小江戸鏡山酒造」と埼玉の3酒販店が共同で醸す共同醸造酒なのです。

しかもスペックが高い。

どれをとっても特徴になるこだわりを全て凝縮してしまったのです。

飲んでみると…

わずかにピチピチ感があります。

まだ発酵中のため、密閉してガスが溜まり爆発するのを防ぐため、穴開き栓を使っているそう。ガス感は強くないかわりに、トロリとしたミルキー感が楽しめます。

酒蔵で、樽から直接すくって飲んだら、こんな味わいがするのだろうか。