浦和に住んだ経緯 住みやすい京都からの転勤
浦和に住もう、と決めたのは、2017年の夏でした。その時、私は京都にいました。
京都の夏は蒸し暑いです。空中でにぎった両手をくっつけて雑巾を絞るマネをすれば、そこらからじょじょーっと水が滴り落ちそうなほど。
冬は足下から底冷えします。京都は地下水が豊富だそうで、きっとその影響なのでしょう。
暑くて寒い。けれども高い建物が少なく、百貨店なども近くで便利。一方で、鴨川やがんばれば比叡山などの自然も自転車圏内にある本物のコンパクトシティ。そんな住みやすい京都にすっかり愛着が湧いた9年後、いよいよ関東に戻ることになったのです。
なぜ浦和を選んだのか
東京近郊は家賃が高い。とはいえ会社がある都心から遠いのも通勤が大変。子供が3人いるし、年齢的にそろそろ家を買いたい。そんなことから、神奈川か埼玉に住むのが良かろうと考えました。(ちなみに千葉は夫婦ともに縁が無いので検討から除く)
さっそく嫁さんがネットで情報収集し、交通の便、子育て環境、治安などを考慮した結果、浮かび上がったのが浦和でした。
浦和のいいところ
まず交通の便。浦和から新橋は直通で32分です。距離の割には意外と近い。
次に子育て環境。浦和はなぜか文教都市と呼ばれ、教育に熱心な土地柄らしいのです。「教育環境がいい」が、本当に子供にとってどこまでいいのかは評価が難しいところですが、少なくとも安心材料にはなりました。また神奈川と比べると、中学校まで給食があったり、医療費が無料であることも魅力的でした。
治安も悪くなさそう。サッカー好きの私にとっても、埼玉スタジアムが近くていいかな、などと考えました。
苦労した家探し
こんな経緯で浦和で家を探し始めましたが、いろいろ苦労しました。
まずは購入を前提に引越の半年前から家を探すも見つからず。とりあえず賃貸マンションを借りて、浦和に住みながら終の棲家を探すことに。それでもなかなか納得のいく家は見つかりませんでした。
おつきあいした不動産屋に聞くと、多くの方は探し始めて半年くらいで家を購入しているそう。私は「ずいぶん長くかかりましたね」と言われました。
確かに家探しが長くなると不安になります。何軒見ても納得できる家が見つからないと、自分の予算で買える希望の物件は無いのではないかと。特に私は年齢も40代半ばと遅めだったため、焦りもありました。
そんなこんなの家探しの顛末を書いてみます。
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