2020年から出荷された天美ですが、既に定評を得ているようです。
天美の良さはバランスにあると思います。旨味やよく「白ぶどうのよう」と評される香りなど、味を形作る各要素が高いレベルで均衡している印象です。反対に、旨味が強いが甘味も強い、いわゆる「甘旨(あまうま)」な酒にちょっと飽きてることもあり、食中酒として楽しめる天美の良さを、より感じるようになりました。
そんな天美の「にごり」を飲むのは今回が初めてです。
精米歩合60度であり、にごりらしいコクと香りがありますが、バランスがいいのは清酒と一緒です。日本酒は澄んでいても、濁っていてもおいしい。
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