浦和飲み歩き 北浦和の粉もん屋 八

食べ歩き

2件目と考えていた西口の立ち飲み「よってこや」がなんと休み。仕方なく、東口をさまようと、東口を出てすぐの「粉もん屋 八」が目に入る。店頭で焼きたてのたこ焼きを売るかたわら、小さいながら店内でも飲食が可能だ。日曜日の19時頃、意外と混んでいて、かろうじて奥にある唯一の2人がけテーブルに座る。

5人がけの小さなカウンターは、1人の男性客と4人家族で埋まっていた。4人家族は夫婦に男女1児の平均的構成で、会話を漏れ聞くと関西弁だ。本場者(もの)から認められているのかと思うと、急に粉もん屋の信頼度が増した気がした。

たこ焼きとチーズを卵で巻く「八焼き」にひかれつつ、先客が頼んだたこ焼きを見て、やはり定番だと「醤油たこ焼き620円」を注文する。

「無料のトッピングを全ておつけしていいですか?」はいと答えると、ネギとカツオ節と紅生姜、マヨと青のりがのってきた。

たこ焼きは家でも作るが、やはり別物。トロトロ加減が半端ない。7個620円はお値打ちだと思う。

ジムビームハイボール430円はやや薄い。濃いめ80円を頼んでもいいし、たこ焼き7個入りに合わせるなら、メガサイズ700円が適していると思う

店は若い男性2人が切り盛りしている。4人家族の帰り際、店員の1人が男の子の話を聞きつけたのか「ピアノやってるの?」と絡む。自分もバンドやってて、なんで感じで母親とも会話している。東京ではあまり見ない風景。小さな関西がそこにあった。家族を連れてきたいと思った。

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