浦和に住んでみた(17) 一級建築士の凄さに魅了される

浦和クエスト(浦和で家を探し求める)

建築士に魅せられる

リオタデザインで話を聞いた後、私たちはすっかり関本さんのファンになっていました。

関本さんとの対話はとても楽しかったのです。

まず人間性に魅了されました。私たちの相談にできるだけ応えようという誠実さだけでなく、ユーモアもあり、笑いが絶えません。ついつい熱くなる語り口からは、建築に対する〝愛〝がじわじわと滲み出すのがよくわかります。

常識にとらわれず「味方を探す」家作りとは

技術的にも驚きがありました。常識にとらわれないことで、素敵な家が建てられる。建築の可能性を大きく感じました。

特に感銘を受けたのはこの家です。

隅切りの家

綾瀬川の土手沿いに建てられたこの家は、東西に延びる土手の桜並木を独り占めするかのようです。

実は、土手は家の北側にあります。そのため以前の家は、桜並木に背を向け、南向きのごく普通の建築でした。陽当たりという常識を考えたのでしょう。

ただ関本さんは、この土地の最大の特徴は美しい桜並木にあると考えた。それを最大限に活かすため、北に大きく開く建築になった。

「まず味方を探すんです」

関本さんは表現しました。「その土地の良さを見つけ、最大限に活かす建築を考える」のが大事なのだと。

家を解約したい真の理由とは

話を聞いた後、私たち夫婦は同じことを考えていました。

「関本さんみたいな人と、家を建てられたら幸せだろうな…」

家を建てるために大切なのは、建築士との信頼関係だと聞いたことがあります。その意味がよくわかった気がしました。

そこでハッとしました。

契約してしまった家に、なぜそこまで躊躇しているのか。その理由にもわかった気がしたのです。

自分はO社を信頼していないのではないか。

真の理由にようやく気がついたのでした。

コメント

  1. […] […]