前回までのあらすじ
とりあえず常盤の借家に住みつつ家探しを続けることに。
停滞・迷走期 (2018年 4月〜12月)
- 初期 (2017年 4月〜8月)
- 第一の山場 (2017年12月〜2018年 3月)
- 停滞・迷走期 (2018年 4月〜12月)
- 終盤期 (2019年 1月〜2月)
家探しの再開は凄まじい不動産屋とともに
引っ越してからしばらくは忙しくて、家探しを中断していました。
「家探しは体力がいる」とはよく言われます。不動産屋に連れられて、3、4軒下見をすると、せっかくの休みが半日潰れてしまいます。自分も疲れるし、子供もつまらないと不平を言うし。しばらく間が空くと、だんだん億劫になってくるのです。
それでも家探しを再開したのは、凄まじく押しの強い、ある不動産仲介業O社のせい(おかげ?)。O社と出会ったきっかけはサンドウィッチマンでした。
そのサンドウィッチマンは「北浦和駅徒歩10分 4000万円!」みたいなカラフルな広告を首からぶら下げて、駅前で行きかう人に手当たりしだいに声をかけていました。私も引越前で、必死に家探しをしていた頃なので、配っていた物件の資料をもらい、今後の情報提供も許可したのでした。
そこから怒涛のメールラッシュが始まりました。
怒涛のメールラッシュ!
翌日、まずは先輩社員を名乗る女性からメールが来ました。昨日のサンドウィッチマンは新人だったらしく、まだ経験不足のため、今後、その先輩が担当するとのこと。そこからほぼ毎日、時には日に複数のメールが来ました。改めてメールを見返すとこんな感じです。
- 1月29日 1通
- 1月30日 1通
- 2月1日 3通
- 2月2日 2通
- 2月3日 1通
- 2月5日 1通
- 2月8日 1通
- 2月10日 1通
- 2月11日 2通
- 2月12日 1通
- ・・・
これ以外に電話やショートメッセージも来ます。実際に始めてA社と下見をしたのは6月初旬でしたが、そこまでの4ヶ月間、この凄まじいアプローチは途切れることなく続いたのでした。
狂信的な恋愛にも似た執拗さに、半ば怯え、半ば感心しました。こちらの都合を考えない奔放さに不快な思いもしましたが、嫌なら二度と連絡をくれるなと言えばいいのです。情報量が多ければ、気になる物件もそれなりにあります。また、それだけしつこくされると、腰の重い筆者も「一回くらい行ってみるか…」という気にもなりました。
かくして最初の勧誘から4ヶ月、賃貸に引っ越してから2ヶ月後にO社と会ったのでした。
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