宇宙のような日本酒とは？HAZY MISTY YELLOW 直汲み（埼玉）

微発泡の酒を飲みたいと思っていたら、ちょうど横内酒店が旨そうな限定酒を入荷されたとのこと。さっそく予約して買ってきました。

HAZY MISTY YELLOW 直汲み

まずラベルが素敵ですね。

最近は日本酒のラベルも多様で、デザイン性の高いものも多いですが、宇宙的なのは珍しい。HAZYは「濁った」を意味するそう。白く濁り、おりが漂う様が、無数の星からなる星雲をイメージさせるのでしょうか。

純米酒を氷温庫（-5度）で一年半熟成させたそう。すごいじっくり加減。そんな低温でも熟成するんですね。

おりが絡んだしっかりとした旨味がありながら、わずかな発泡感があるために、爽やかさも感じます。

京都でよく飲んだ「一博うすにごり」を思い出しました。滋賀県の酒ですが、安いのにうまくて、すこぶる評判がよかったのです。おりが絡んだ旨味、発泡ではなかったけど爽やかさもあった。

埼玉県飯能市の酒造です。

「天覧山」「喜八郎」「洗心無」などが主な銘柄のようで、数々の受賞暦があるそうです。

今回飲んだHAZYは、他の銘柄とは毛色が随分異なりますね。セカンドライン的な存在なのでしょうか。

初代久蔵さんは青梅の澤乃井で杜氏をされ、明治30年に独立し、飯能市に蔵を立ち上げたとのこと。